中野WISH国際学生寮生との交流会

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2018年4月23日(月)午後7時から<国際学生寮WISH(中野)>寮生との交流会を開催した。

学生寮生との交流会は始めてのことであり、留学生の参加も予想されていたことから様々な検討をした結果、「日本の伝統芸能『講談』を知る、楽しむ、感動する!!」をテーマに『講談』の面白さを知ってもらう機会とすることとした。

参加者は寮生が14名(うち留学生2名)、職員6名、豊島稲門会から13名であった。

初めの講師は、会員の小泉博明(講談名:柑太郎)が務め、講談の歴史や講談とは?等々ユーモア交えた語り口調に、寮生の口にも笑いが広がった。

続いて女性講談師の宝井琴柑さんが登場。切れ味鋭い講談師特有の深い張りのある語りに、一同思わず唖然。

そうこうしている内に、いつの間にかその話術に引き込まれ、寮生にも実演のチャンスが巡って来た。
ハワイ出身の寮生の一人が立ち上がると、すすっと講釈台の前に座り、与えられた水戸黄門の名場面を張りのある声で熱演。

『助さん格さん こらしめてやりなさい』『はっ』『助さん格さん もういいでしょう』『ご老公の御前である。頭が高い、控えおろう』と声も高らかに口上すると、会場は大喝采。
それも其のはず、その学生は声優志望とのことであった。

また男子学生と女子学生が牡丹灯籠の(おつゆ)(しんざぶろう)に扮し、役割分担し実演する等和気藹々と会が進行。

その後も『あらき またえもん』『半鐘』『牡丹灯籠』等を参加者全員で大声を張り上げていると、約束の1時間半の時間が瞬く間に過ぎて行った。

参加寮生は、全員が楽しくも想い出深いひと時を過ごしてくれたようだ。

最後に豊島稲門会会長石川宜司から寮生に対する激励の言葉が述べられ、「講談会の夕べ」の幕を閉じた。

【出演】
・宝井琴柑(講談師)、小泉柑太郎(本名:博明)

【参加者】
・浅原英明、石川宜司、阿部伸一郎、石塚努、上原力、大野修一、清水泰子、
相馬盛邦、加藤重光、小泉博明、高島民雄、濱田義文、山口菊子

(加藤重光 記)

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