楽遊会・豊島区新庁舎見学会(2015年3月29日(日))

桜花満開の三月二十九日、新庁舎の見学会を行った。

 十一時に有楽町線東池袋駅に集合した豊島稲門会メンバー総勢十七名は駅直結の地下道から新庁舎へ向かった。
当日は一般見学会の日でもあり、一階エントランスは大勢の見学者で混雑し、
また多目的スペース「としまセンタースクエアー」ではウエスタンバンドの生演奏などのイベントが終日催され、区内商店街の物販もあり、お祝いムードがいっぱい。
庁舎内は一階から九階まで吹き抜け空間があり、広がりを感じさせる。

稲門会メンバーは、区役所職員の案内で総合受付、 区長執務室、総合防災センター、区議会議場、豊島の森を見学した。  
年間三四五日開庁するため、三階の総合受付窓口では、区民利用の多い申請や届け出を集約し、待ち時間と人数表示などの工夫がある。
五階の災害対策センターでは、最先端の防災システムの導入など防災拠点としての機能の説明を受けた。
八階の区議会議場は、議会開催時以外は、区民参加の大きな会議や国際会議を行えるように工夫もされている。
庁舎内は各階ごとに「ふくろうコレクション」をはじめ、豊島区ゆかりの美術品の展示がされ、庁舎全体がミュージアムの印象である。
十階にある屋上庭園「豊島の森」は豊島区の雑木林をイメージしたもので、小さな池にはタナゴやメダカが泳ぎ、
八階・六階・四階のグリーンテラスは水の流れとせせらぎの音がし、緑のエコベールとあわせ、文字通り大都会の中のオアシスである。小中学生の自然学習にも活用されることであろう。
庁舎内の美術品見学や屋上庭園を散歩がてらに訪れるのも一興である。

見学会の後は近所の蕎麦屋で昼食、新入会員四名の自己紹介など和やかに談笑し、充実のひとときを終えた。

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新庁舎(としまエコミューゼタウン)  南池袋二丁目四十五、四十六番地  
敷地面積 八三二四平方メートル  
地下三階 地上四九階  
日本初のマンション一体型本庁舎

参加者(五十音順) 足立弥寿征、阿部信男、石川宣司、石塚努、上原力、小野田真子、加藤重光、小泉博明、古堺稔人、清水泰子、諏訪智士、中西栄治、山口宗位、服部和敬、小木雅、荒井啓隆、植村保雄  (文責) 山口宗位 47教育卒   (写真提供)諏訪 智士

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